放射線技術科
基本方針
放射線技術科は診療部からの依頼に対して、放射線診断科・放射線治療科・IVR科の医師や看護師等の関連スタッフと協力して、的確・高品質な診療画像情報や、安心・安全な放射線治療を患者さんに提供しています。日常業務のほか、時間外においても、救急科や病棟からの緊急検査、血管造影・IVRの緊急治療的手技もスタッフとして24時間対応を行い、当院の救急医療体制を全面的に支援しています。
地域の医療機関からの依頼に対しては、地域連携室経由で積極的に受け入れる対応をとり、連携を図っています。
高度医療機器導入による医療の提供
2024年4月 最新鋭のMRI装置を導入しました
1.5TMRI装置を更新しました。また、従来の3TMRI装置をバージョンアップしました。どちらも最新鋭の技術が搭載されており AI や圧縮センシングが使用できます。従来よりも高解像度の画像を短時間で撮影することが可能となりました。また、トンネルの開口径が広いタイプの装置を採用したことにより、より楽な姿勢で検査を受けていただけます。
2018年8月 新しい64列マルチスライスCT
CT装置1台を64列マルチスライスCTに更新しました。新たな機能として金属アーチファクトを低減するソフトが搭載され、また、Organ Dose Modulationの略であるODM という、新しい被ばく低減技術が搭載されています。
スタッフと業務内容
放射線技術科の診療放射線技師は30名(2024年4月1日現在)。
画像検査部門、救急撮影部門、核医学検査部門及び放射線治療部門業務を行っています。
保有装置
画像検査部門 | X線撮影装置 | 11台 |
透視X線撮影装置 | 4台 | |
血管造影装置 | 2台 | |
64列画像診断用マルチスライスCT装置 | 4台 | |
1.5テスラMRI装置 | 1台 | |
3テスラMRI装置 | 1台 | |
核医学部門 | SPECT-CT機能付ガンマカメラ装置 | 1台 |
PET-CT装置 | 1台 | |
放射線治療部門 | 外部照射装置 | 2台 |
高線量率線源腔内照射装置 | 1台 | |
前立腺がん永久挿入療法用照射器具 | 1式 | |
治療計画用マルチスライスCT装置 | 1台 |
(2024年4月1日現在)
認定取得一覧
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 | 7人 |
医学物理士 | 3人 |
放射線治療専門放射線技師 | 4人 |
放射線治療品質管理士 | 2人 |
救急撮影認定技師 | 1人 |
核医学専門技師 | 1人 |
血管造影・インターベンション専門診療放射線技師 | 1人 |
画像等手術支援(Intelligent Imaging)認定診療放射線技師 | 1人 |
放射線管理士 | 1人 |
臨床実習指導教員 | 1人 |
衛生工学衛生管理者 | 1人 |
日本救急医学会認定ICLS・BLSコースインストラクター | 1人 |
作業環境測定士 | 1人 |
日本DMAT隊員 | 1人 |
京都DMAT隊員 | 2人 |
(2024年4月30日現在)