糖尿病教室
糖尿病教室とは?
今や日本の成人の約5人に1人が糖尿病患者および予備軍であり、その数は全国で2,000万人にものぼると考えられています。(「令和元年国民健康栄養調査」重点調査項目結果より)
糖尿病は古くから知られている病気ですが、最近の増加は食生活の変化や運動不足、ストレスの増加といったものと無縁ではありません。
糖尿病は、特にどこが痛いわけでもなく、合併症が進むまでなかなか症状がでにくいので、放っておいたり、いい加減な治療のみですませたり、また治療を勝手にやめてしまう方も少なくありませんが、療養を怠ると数多くの恐ろしい合併症が現れる厄介な病気です。その反面、適切な治療を続けていれば、健康な人と変わることなく生活することができます。どちらになるかはあなた自身にかかっています。
糖尿病治療の目標は、「糖尿病をコントロールすることで、合併症を抑え、健康的で充実した社会生活を送れるようにすること」です。具体的には「血糖を良くコントロールし、適正な体重を保ち、これを続けること」です。そのためには、医師や保健師、看護師、栄養士、歯科衛生士、薬剤師、理学療法士らだけでなく、患者さん自身が積極的に治療に取組み、自己管理を行うことが最も大切です。
そこで京都市立病院では、患者さんの自己管理の手助けとなるように、糖尿病教室を開催しています。「今さらそんなこと」なんて思わずに、一度来てみませんか?
糖尿病についての正しい知識を持って、糖尿病とゆっくり一生、仲良くつきあっていきましょう。
(教室風景)
日時 |
2~3ヶ月に1回 第3木曜日(原則) 午後3時~午後4時 |
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場所 | 北館7階ホール1(大ホール) 途中の回から参加していただいても大丈夫です。 |
新型コロナウイルス流行の状況を踏まえ、現在、院外からの参加は受け付けておりません。