第2回市民公開講座の紹介
第2回(令和3年度)
よくわかる「がん」の病気と治療 〜病気とうまくつきあっていくために〜
講演 第1部(診療部)
- 肺癌の診断と治療における最近の進歩
~低侵襲手術と個別化治療~
呼吸器外科部長 宮原 亮 -
本講座では,肺癌とはどのようなものか,診断方法や症状について解説します。また,肺癌の治療方法には主に手術・放射線療法・化学療法がありますが,それらの選択方法や肺癌の低侵襲手術(ダ・ヴィンチ手術)について,映像を交えて説明します。最後に薬物治療の進歩と当院の取組についてお話しますので,今後の参考にしていただけますと幸いです……
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- 恐れず知ろう!血液がんのこと
~症状からの気づきと病気との共存を可能にする最新治療~
血液内科部長 宮原 裕子 -
「血液がん」といえば,暗い,怖い,毛髪が抜ける,治らないといったイメージをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。しかし,近年では治療薬が著しく進歩し,副作用の軽減や予後の改善につながっており,自己の生活を大切にしながらの治療が可能な時代となってきました……
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講演 第2部(リハビリテーション科・看護部)
- がんリハビリテーションについて
リハビリテーション科 理学療法士 中西 俊祐 -
がんのリハビリテーションとは,がん患者さんの生活機能と生活の質の改善を目的とする医療ケアであり,がんとその治療による制限を受けた中で患者さんに最大限の身体的,社会的,心理的,職業的活動を実現させることを目指します。がんやその治療による障害の改善だけでなく,がん患者さんが残された機能で自分らしく生活していくサポートをすることもがんのリハビリテーションの目的の一つとされています……
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- つながり・支え合う
〜がん医療・緩和ケアの統合を目指して〜
看護師長 がん看護専門看護師 松村 優子 -
第3期がん対策基本計画の中で「がんとの共生」が掲げられました。日本人の2人に1人ががんになるという分布から考えて,私たちはがんとの共生社会について考えなければなりません。また,緩和ケアは診断時から並行して行うものという言葉も普及してきました。そのためには,患者さんとつながり,支え合うことが不可欠です……
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