産科医療補償制度加入機関
京都市立病院では、お産のときの何らかの理由によって重度脳性まひになった赤ちゃんとそのご家族の経済的負担を補償する産科医療補償制度に加入しています。これにより、妊婦の皆様が安心して出産できる環境を整えています。
制度の目的
脳性麻痺の赤ちゃんが生まれた場合、紛争の防止、早期解決及び産科医療の質の向上を図るため、
- 分娩に関連して発症した脳性麻痺の赤ちゃんとその家族の経済的負担を速やかに補償します。
- 脳性麻痺発症の原因分析を行い、将来の脳性麻痺の予防に資する情報を病院等に提供します。
妊産婦さんへのお願い
手続き
安定期を迎える妊娠5ヶ月頃に、制度の説明をさせていただいた上で、補償対象となることを示す「登録証」に、ご記入をお願い致します。
分娩料
本制度の費用(掛金)は、1分娩あたり16,000円が必要となります。
当院の分娩料には、本制度の費用を含めておりますが、健康保険から支給される出産育児一時金にて負担されるため、妊産婦の皆さまの掛金に対する負担はありません。
分娩料はこちら。
関連リンク
補償内容など制度の詳細は、下のリンク先をご参照下さい。
- 公益財団法人 日本医療機能評価機構-産科医療補償制度公式ページ
- お産の「もしも」を支える「産科医療補償制度」-政府公報オンライン