地域医療支援病院
京都市立病院は、平成21年9月1日付で、京都府知事から医療法に基づく「地域医療支援病院」の承認を受けました。
「地域医療支援病院」とは、かかりつけ医等との適切な役割分担と連携を図り、地域医療全体の充実を図ることを目的とした制度で、「地域医療支援病院」としての能力を備え、設備や診療機能に一定の要件を満たした地域医療の中核となる病院が承認されます。 京都市立病院では、これまでから、地域の医療機関(かかりつけ医)からの紹介患者様をより多く受け入れ、ご病状が安定した後は、かかりつけ医で診療していただくなど、地域の医療機関との連携強化に努めてまいりました。 今後とも、市民の皆様のかかりつけ医、かかりつけ歯科医等を支援するとともに当院との相互協力体制のもと、市民の皆様にとってより安心できる心のこもった医療の提供になお一層努めてまいります。
地域医療支援病院の承認要件
地域医療支援病院に承認されるには、以下の要件を満たしていることが必要です。
- 紹介外来制を原則としていること
- 高額医療機器や病床の共同利用、共同診療体制の確保
- 救急医療を提供する能力を有していること
- 地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力を有すること
- 許可病床が原則200床以上であること
- その他の施設整備要件
集中治療室、化学細菌等検査室、病理解剖室、研究室、講義室、図書室他を有すること