外来採血業務
正確な検査結果を得るためには採血業務はとても重要な要因であり、検体採取時からの精度管理や看護師業務支援を目的として臨床検査技師と看護師が協働で採血業務を行っています。また、患者さんの採血待ち時間短縮に取り組んでいます。
Q.何本も採血されることがありますがなぜですか?
A. 検査の目的や項目によって必要な採血管が異なります。 採血管の中には、検査をするための最適な状態を保つための薬剤が入っており、正確な検査結果をだすためには、それぞれ適正な採血管に血液を採取する必要があり採血本数が増えることがあります。
Q.採血後に針をさしたところが青くなりました。大丈夫ですか?
A. 採血後の止血が不十分な場合に起こりやすい症状で、血管から血液が漏れ出たもの(内出血)と思われます。特に痛みや熱などがない場合は、数日で周囲の組織に吸収されて元に戻ります。 採血後は指で5分以上しっかり押さえて止血することで予防できます。
Q.検査結果はどれくらいかかるの?
A.診察前の採血では採血後30分~1時間程度で結果を担当医へ報告しています。ただし、特殊な項目など項目によっては、数日を要する場合があります。
Q.採血などで空腹時とは具体的にどういう意味ですか?
A.食後8~10時間経過したときのことを言います。特に水分を摂らないように指示された場合以外は、水・お茶(糖分や脂肪分の入ってないもの)などは飲んでいただいても大丈夫です。