特殊外来について
更年期外来
年齢によって、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが体内で低下することによって生じる病気、つまり更年期障害や骨粗鬆症、高脂血症など、(手術によって両側の卵巣を摘出しなければならなかった方も含みます)を予防、早期発見、治療を目的に、診療を行っています。具体的には、血液検査や、骨塩量の測定などで診断し、女性ホルモン剤を、経口剤や貼付剤で投与して、症状の具合をよく観察しながら、治療を進めていきます。
腫瘍外来
子宮頸癌の前癌病変である異形成の細胞診、膣拡大鏡診による経過観察や、子宮頸癌の手術、放射線、化学療法の治療を行った方については、再発・転移の早期発見ができるよう細胞診、組織診、膣拡大鏡診、腫瘍マーカー、CT、MRIなどの画像検査を定期的に行っています。子宮体癌の治療を受けられた方も同様に行っています。
卵巣癌の手術後の方にも、治療後の経過観察を行い、化学療法のための入院の時期を決めるために、腫瘍マーカー、超音波断層法、CT、MRI等の画像診断を定期的に行っています。