京都市立病院の臨床研究
臨床研究とは
より良い治療や診断のために、患者さんにご協力いただき、既に国内で承認され診療で使用されている医薬品や治療・診断方法について、比較したり多数の症例を集めて統計をとる等の方法により研究を行うことを「臨床研究」といいます。
また、他の医療機関や研究機関と共同して、多くの医学的データを集める研究も「臨床研究」に含まれます。得られた成果は学会の学術誌に論文として報告され、今後のより良い診療に役立てられます。
当院では臨床研究を行うにあたり、世界医師会によるヘルシンキ宣言(1964年 6月採択)に示された倫理規範を遵守するとともに、文部科学省・厚生労働省が策定した「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成26年12月制定)や、京都市立病院機構が定めている「京都市立病院機構の倫理方針」(平成26年4月制定)等を遵守します。
臨床研究への参加について
当院では、参加される患者さんの人権と安全性の保護を最大限に配慮しながら、臨床研究を行っています。
医師から臨床研究への参加について説明があった場合には、その内容について十分な説明を受けてから、参加するか否かを患者さん自身の自由な意思をもって判断してください。
説明を受けてから参加されない場合でも、治療に不利益となることは一切ありません。
診療データ等の研究使用について
当院では、診療で得られたデータ等を、その後に開始される研究に試料として使用させていただく場合があります。
当院に保管されているデータ(人体から取得された試料を除く)を使う臨床研究のうち、当院の臨床研究審査機関である「臨床研究倫理審査委員会」で承認された研究(疫学的研究など)については、以下をご覧ください。
患者さん本人又は代諾者は、試料の研究における使用を拒否することができます。その場合は、当該研究における責任者にご連絡いただきますようお願いいたします。
現在研究期間中の臨床研究
開始年月 | 診療科 | 責任者 | 研究名 | 研究の目的 | 試料採取期間 |
研究期間 |
2024年11月 | 循環器内科 | 松尾 あきこ | 心筋梗塞後の心肺機能負荷試験の役割の研究 | 患者様が退院後約2年間を目処に追跡し、死亡、急性心筋梗塞の再発、脳血管障害、心不全の発症がないかを調べていきます。これらの心脳血管事故の有無が、心肺機能負荷試験で調べた検査項目がどのように関連したかを検討します。 |
2020年3月~ 2027年4月 |
2024年11月25日~2027年4月30日 |
2024年11月 | リハビリテーション科 | 鹿江 寛 | 腰椎固定術が人工股関節全置換術後の股関節可動性に与える影響について | 腰椎固定術前から股関節可動性がどの程度増加するのか明らかにすることで、術者の適切な術前設計や術後の日常生活動作指導に寄与することができ、患者の日常生活動作や生活の質向上に繋げること。 |
2017年1月~ 2024年1月 |
2024年11月25日~2026年11月25日 |
2024年10月 | 総合外科 | 西川 裕太 | 80歳以上の高齢鼠径ヘルニア患者に対する至適手術治療の検討 | この研究は、80 歳以上の高齢の鼠径ヘルニア患者さんに対するより良い術式と麻酔の方法を 評価し 、 日常診療における適切な治療選択肢を 明らかにします。 | 2019年1月1日~2023年12月31日 |
2024年10月15日~2027年3月31日 |
2024年10月 | 総合外科 | 森 友彦 | 当院における大腸癌低侵襲手術症例の短期および長期成果の検討 | この研究は、当院にて大腸癌の低侵襲手術(腹腔鏡下手術ないしはロボット支援手術)を行った症例について解析し、短期および長期成果を評価することで、さらなる治療成果向上につなげることを目的としています。 | 2018年4月1日~2025年10月15日 |
2024年10月15日~2025年10月15日 |
2024年9月 | 脳神経外科 | 地藤 純哉 | 一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND) | 本研究の目的は、日本脳神経外科学会の会員や専門医が所属する、日本全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すことです。 | 2023年10月1日~2028年9月30日 |
2024年9月24日~2028年9月30日 |
2024年9月 | 薬剤科 | 小野 勝 | AWaRe分類を指標とした経口抗菌薬の処方動向調査 |
当院における抗菌薬使用動向をAccess分類で算出します。診療機能に応じた望ましい処方状況と比較し、問題点を抽出することができ、当院のさらなる抗菌薬の適正使用に繋がると考えます。 |
2020年04月1日~2024年3月31日 |
2024年9月24日〜2024年11月4日 |
2024年8月 | リハビリテーション科 | 鹿江 寛 | がん関連脳卒中患者の早期Activities of Daily Living (ADL) 改善と生存期間との関連 | がん関連脳卒中を発症後1週間以内に日常生活の介助量を軽減できた症例と、軽減できなかった症例で、その後の生存期間に差があるか調査します。 | 2020年1月1日~2024年3月31日 |
2024年8月20日~2026年3月31日 |
2024年8月 | 眼科 | 鈴木 智 | 霰粒腫(さんりゅうしゅ)の診断および治療の実態についての研究 | 当院で霰粒腫の治療を受けた患者さんの診療 情報から、診断および治療の実態を調査し、その結果を踏まえてより効果的な治療法の確立を目指しています。 |
2010年1月1日~2024年7月31日 |
2024年8月20~2026年3月31日 |
2024年7月 | 腎臓内科 | 家原 典之 | 京都市立病院でネフローゼ症候群に対してLDLアフェレシスを行った症例の集積研究 | 診療報酬改定で、新たに微小変化型、膜性腎症によるネフローゼ症候群が LDL アフェレシスの適応となりました。京都市立病院でネフローゼ症候群に対して LDL アフェレシスを施行した症例の集積研究を行い、現状の評価とLDL ア フェレシスを施行すべき症例の仮説を作成できるかを調べることがこの研究の目的となります。 |
2015年4月1日~2024年1月31日 |
2024年7月17日~2025年7月17日 |
2024年7月 | リハビリテーション科 | 鹿江 寛 | 日常生活動作Functional Independence Measure(FIM)と終末期がん患者の生存期間との関連について |
リハビリテーション治療で汎用されているFIMと生存期間の関連性を明らかにすることで、終末期がん患者さんのリハビリテーション治療の目標設定ができると考えています。当院緩和ケア科に入院された患者さんを対象にリハビリテーション開始時のFIM点数と全生存期間との関係性を調査します。 |
2020年1月1日~2024年3月31日 |
2024年7月17日~2025年7月17日 |
2024年7月 | 薬剤科 | 小野 勝 | 京都府基幹病院におけるフォローアップシート活用の現状と有用性における多機関共同研究 | 多機関のフォローアップシート報告を解析することでフォローアップシートを活用した保険薬局との連携が外来抗がん薬治療や疼痛緩和において有用かどうかを調査することを目的とします。 | 2024年7月1日~2024年7月15日 |
2024年7月17日〜2026年3月31日 |
2024年7月 | 呼吸器外科 | 宮原 亮 | 右肺上葉切除術後における、中葉偏位についての研究 | 術前、術後半年のCTを用い、右肺上葉切除術後の中葉の移動方向、それによる影響を考察することにより、合併症の低減を目指します。 | 2018年1月1日~2021年12月31日 |
2024年7月17日〜2024年10月31日 |
2024年6月 | 薬剤科 | 小野 勝 | 当院OpenICUにおけるレミフェンタニルの使用実態調査 |
本研究では、ICUにおけるレミフェンタニルの使用実態を電子カルテを用いて調査し、当薬剤を導入することの有用性や、当該薬使用時に注意すべき観察項目等の課題抽出を行い、適正な疼痛管理につなげることを目的とします。 |
2022年10月19日~2023年10月19日 |
2024年6月20日〜2025年6月20日 |
2024年6月 | 外科 | 松尾 宏一 | 胃癌に対するロボット支援手術と腹腔鏡下手術の中長期成績に関する多機関共同後ろ向きコホート研究 |
この研究は、胃癌において腹腔鏡下手術と比較したロボット支援手術の中長期成績、短期成績を評価することで日常臨床におけるロボット支援手術の有用性、安全性を明らかにします。 |
2017年1月1日~2020年12月31日 |
2024年6月20日~2025年12月31日 |
2024年6月 | 放射線治療科 | 大津 修二 | 局所進行非小細胞肺癌に対する根治的化学放射線療法後の地固めdurvalumab療法の投与回数に関する多施設後ろ向き研究 | 局所進行非小細胞肺癌における標準治療は根治的同時化学放射線療法+1年間の地固めdurvalumab療法です。地固durvalumab療法の完遂例は約50%ですが、最適な投与回数は明らかではありません。地固めdurvalumab療法の最適な投与回数を特定し、投与スケジュールを変更したレジメンの可能性を示すことを目的としています。 | 2018年7月1日~2019年7月31日 |
2024年6月20日~2026年6月20日 |
2024年6月 | 感染症科 | 栃谷 健太郎 | カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の治療抗菌薬と |
本研究では、感染症法に基づくカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症届出症例の臨床情報および分離菌株の薬剤感受性と薬剤耐性遺伝子の統合的解析を行い、我が国におけるCRE感染症の抗菌治療と臨床予後の相関を検証することで、近年新たに発売された抗菌薬の適正使用を踏まえた薬剤耐性菌感染症治療の最適化に必要な知見を得ることを目的とします。 |
2019年1月1日~2025年3月31日 |
2024年6月20日〜2025年3月31日 |
2024年5月 | 血液内科 | 宮原 裕子 | 当科における多発性骨髄腫の治療成績-新規治療薬による予後改善効果について |
今回2001年以降に当科にて治療を行なった方の現状を解析し、新規治療薬がどの程度予後改善に寄与しているかを明かにすることで実臨床における今後の治療方針につなげることを目的としています。 |
2001年1月1日~2022年12月31日 |
2024年5月7日~2025年5月7日 |
2024年5月 | 感染症科 | 栃谷 健太郎 | 脾臓容積とCOVID-19重症化リスクに関する研究 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断され、入院加療を受けられた患者さんを対象に、診療中に撮像されたCT画像を利用して、COVID-19が重症化しやすくなる要因を調べる研究です。 | 2020年2月1日~2023年12月31日 |
2024年5月20日~2027年3月31日 |
2024年5月 |
循環器内科 | 松尾 あきこ | 冠微小循環障害の心疾患における影響および予後との関連 |
原因不明の胸痛患者さんの割合は比較的多く、これらの中CMD患者さんが含まれており、CMDの予後は不良である可能性があるため、その実態を知る必要があります。この研究の目的は、当院におけるCMD患者さんの疫学、特徴を明らかにし、その予後との関係を調べることです。 |
2024年4月8日~2026年4月7日 |
2024年5月20日~2026年5月20日 |
2024年2月 | 外科 | 奥田 雄紀浩 | 膵体尾部切除術における膵切離法と術後膵液瘻に関する多機関共同後ろ向き観察研究 |
膵体尾部切除術における膵切離法について工夫を重ねており、徐々に術後膵液瘻発生率は低下してきていますが、膵切離法と術後膵液瘻との関係については不明な点が多いため、膵体尾部切除術を行った症例を対象として、膵切離法と術後膵液瘻との関係について検証を行います。 |
2022年4月1日~2023年9月30日
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2024年2月9日~2025年3月31日 |
2024年1月 | 薬剤科 | 小野 勝 | 免疫関連有害事象(irAE)の早期発見を目指したプロトコールに基づく薬物治療管理(PBPM)の実施状況と検査代行入力の項目の再検討 |
ICI投与患者さんへの薬剤師のPBPM実施状況や検査の異常値発現率等の調査を行い、irAEの早期発見につながる検査項目を見直し、薬剤ごとの特徴に合わせた副作用の注意喚起方法を検討することを目的とします。 |
2022年5月~ 2023年4月 |
2024年1月25日~2024年3月31日 |
2024年1月 | 薬剤科 | 小野 勝 | 膀胱がんに対する術前化学療法としてdose-dense MVAC療法を施行した際の副作用の出現状況の調査と適切な支持療法に関する検討 |
患者さんにどのような副作用がどの程度現れたか、また副作用対策としてどのような薬剤を使用して効果がどうであったかなどを調査します。その中で適切な副作用対策を検討して、治療を継続できることを目指します。 |
2023年1月1日~2023年12月31日 |
2024年1月25日~2024年3月31日 |
2024年1月 | リハビリテーション科 | 多田 弘史 | 腰椎骨盤可動性が徒手的股関節屈曲可動域評価に与える影響について |
徒手的な股関節屈曲可動域と機能撮影画像を用いた股関節屈曲可動域との関係性、それら差に対する脊椎・骨盤アライメントや可動性の特徴を明らかにする。 |
2019年8月~ 2020年12月 |
2024年1月25日~2025年1月25日 |
2024年1月 | 脳神経外科 |
地藤 純哉 |
レセプト等情報を用いた脳卒中・脳神経外科医療疫学調査 |
救急搬送を含む入院から退院までの一貫した脳卒中および脳神経外科及び共通のリスクを有する循環器病(急性心筋梗塞、急性心不全、大動脈解離など)治療に関する大規模データベースを構築し、その実用性、妥当性の検証を行うことを目的とする。 |
2010年4月1日~2025年12月31日 |
2024年1月25日~2026年3月31日 |
2023年12月 | 放射線治療科 | 大津 修二 | 乳癌脳転移に対する放射線療法の治療成績の検討 |
本研究では、乳癌の脳転移および髄膜播種に対する放射線療法の効果を評価することを目的とします。 |
2014年1月~ 2023年10月 |
2023年12月25日~2024年12月25日 |
2023年12月 | 乳腺外科 | 末次 弘実 | BRCA遺伝学的検査施行症例の検討 |
日本における乳癌患者さんの7-10%は遺伝性乳癌であることが分かっており、この遺伝性乳癌の多くを占めるものが、生殖細胞系列のBRCA1とBRCA2における病的バリアントを有する遺伝性乳癌卵巣癌(HBOCであることが分かっています。HBOCの遺伝学的検査としてBRACAnalysis®診断システム(Myriadgenetics)が承認され、当院でも導入実施しています。本研究では、当院で検査を受けられた患者さんの状況を明らかにし今後の診療に役立てることを目的とします。 |
2019年1月1日~2023年11月25日 |
2023年12月25日~2024月7月31日 |
2023年12月 | 乳腺外科 | 末次 弘実 | 乳房再建術後乳癌患者における乳房全切除術後放射線療法の有効性と安全性に関する観察研究(多機関共同研究)-日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会班研究- |
乳房再建術後の放射線療法は、合併症の増加と整容性の悪化が懸念されますが、まだ十分には検討されていません。この研究の目的は、乳房再建術後に行う放射線療法の有効性と安全性を検討することです。 |
2008年1月~ 2018年12月 |
2023年12月25日~2025年12月31日 |
2023年12月 | 循環器内科 | 松尾 あきこ | レセプトおよびDPCデータを用いた循環器疾患における医療の質に関する研究について | JROAD調査施設の中からDPC参加病院を対象に、病名や診療行為の明細が含まれたDPCデータを集め、データベースを作成します。得られたデータに基づいて、医療の質を向上するのに必要な情報を循環器学会員へ発信し、循環器診療の質を向上させるための基本的な資料とすることを目的としています。 | 2012年4月1日~2025年3月31日 |
2023年12月25日~2030年3月31日 |
2023年11月 | 循環器内科 | 松尾 あきこ | 心不全入院患者における治療薬等の急性期導入の実態および予後に関する研究 | 地域に根差した医療機関である京都市立病院における心不全患者の特徴、治療内容、また、その治療法による予後など情報を収集し、解析していくことで、この地域の特徴的なことを踏まえての個別の対応、カスタマイズされた治療や入退院支援の介入方法などを検討していくことが目的。この研究の成果は、将来的に地域の心不全パンデミックにこの病院が適切に対応できることに繋がることを期待できる。 | 2022年7 月1 日以後 |
2023年11月14日~2028年3月31日 |
2023年11月 | 感染症科 | 栃谷 健太郎 |
日本の急性期総合病院を対象とした下気道感染症のデータベース構築と再発性下気道感染症に対する抗緑膿菌活性をもつ抗菌薬の経験的使用の有効性の検討:多施設後ろ向きコホート研究(多機関共同研究) |
再発性下気道感染症における抗緑膿菌活性をもつ抗菌薬の経験的使用の有効性の検証及び肺炎・慢性閉塞性肺疾患増悪の診療に関する検査・治療のリアルワールドデータを用いた有効性の検証 |
2001年1月~ 2023年3月 |
2023年11月14日~2027年12月31日 |
2023年10月 | 薬剤科 | 小野 勝 | 非がん患者の呼吸苦に対するモルヒネ導入量の検討 |
非がん疾患の呼吸苦の緩和に対してモルヒネを投与された患者さんの背景を後ろ向きに調査し、非がん患者さんの呼吸苦の緩和に用いるモルヒネの初回導入量の目安を明らかにし、早期の緩和を目指します。 |
2020年1月~ 2023年1月 |
2023年10月~ 2024年1月 |
2023年10月 | 薬剤科 | 小野 勝 | 術後疼痛管理に用いる経静脈的自己調節鎮痛法の使用実態調査 |
当院における経静脈的自己調節鎮痛法の使用状況の調査を行い、経静脈的自己調節鎮痛法が中止に至った要因を明らかにすることで、経静脈的自己調節鎮痛法を最後まで継続し、早期の離床を目指します。 |
2023年2月~ 2023年5月 |
2023年10月~ 2024年1月 |
2023年10月 | 薬剤科 | 小野 勝 | 京都市立病院における妊娠可能女性へのレニン-アンジオテンシン系阻害薬の処方実態および注意喚起確認状況調査 | レニン-アンジオテンシン系阻害薬を使用中に妊娠することで、胎児に不利益を与えることがないよう適正使用を推進していくために、当院における妊娠可能年齢女性へのレニン-アンジオテンシン系阻害薬の処方状況の把握と注意喚起の周知状況について調査を行います。 |
2022年6月~ 2023年5月 |
2023年10月~ 2024年1月 |
2023年10月 | 外科 | 松尾 宏一 | 胃癌conversion surgeryにおける低侵襲手術の意義 | 本研究は胃癌に対して コンバージョン手術 を 受けられた患者さんに おいて、低侵襲手術と開腹手術の術後短期及び長期成績を比較・検討することで、低侵襲手術の有用性を検討することを目的としています。 | 2023年10月31日~2025年3月31日 |
2023年10月31日~2025年3月31日 |
2023年9月 | 血液内科 | 宮原 裕子 | 再発•難治性中枢神経悪性リンパ腫(神経リンパ腫症再発を含む)に対するテモゾロミド単独あるいはリツキシマブ併用療法を用いた治療成績の検討 |
近年血液脳関門を通過しやすいテモゾロミドカプセルが注目されており、テモゾロミド単独及びリツキシマブ併用療法がサルベージ治療として有効であると報告されています。当科では、再発•難治性の患者さんに対し治療を施行しておりますが、本研究はその治療成績、予後、有害事象を解析することを目的としています。 |
2013年1月1日以降 |
2023年9月28日~2024年9月28日 |
2023年6月 | 感染症科 | 栃谷 健太郎 | 新型コロナワクチンの中等症・重症に対する有効性評価のための症例対照研究 | 新 型コロナワクチンの中等症・重症に対する有効性を 検討 します。 |
2020年1月~ 2025年3月31日 |
2023年6月~ 2025年3月31日 |
2023年7月 | リハビリテーション科 | 多田 弘史 | ICU管理を要した脊椎疾患患者に対する早期リハビリテーション治療が在院日数・歩行自立に与える影響 | 今回手術後に集中治療室へ入られた脊椎疾患術後患者に対する手術後か らのリハビリテーション治療が在院日数・歩行自立に与える影響を明らかにするため検証を行います。 |
2021年4月~ 2023年3月 |
2023年7月~ 2024年7月 |
2023年7月 | リハビリテーション科 | 多田 弘史 | 当院のCOVID-19病棟におけるリハビリテーション実績調査 | 当院COVID-19病棟入院患者の隔離病棟で実施したリハの効果や役割を検討したいと考えています。 |
2020年8月~ 2023年5月 |
2023年7月~ 2024年7月 |
2023年3月 |
感染症科 |
栃谷 健太郎 |
黄色ブドウ球菌が血液培養から分離された症例の臨床的な特徴を検討することが本研究の目的となります。 |
2014年4月1日~ 2022年5月31日 |
2023年1月~ 2025年1月 |
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2023年3月 |
感染症科 |
栃谷 健太郎 |
当院では2014年からMALDI-TOFMS(マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計)を用いて菌の分析を行っております。これにより今までは報告の少なかった菌が同定結果として検出されることがありますが、それらが臨床的にどれくらい意義があるかはわかっていません。これら希少な菌の臨床的意義を検討することがこの研究の目的となります。 |
2014年4月1日~ 2022年5月31日 |
2023年3月~ 2025年3月 |
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2023年1月 |
放射線治療科 |
大津 修二 |
内胸リンパ節領域を標的に含まない領域リンパ節照射を伴う乳癌手術後放射線療法の治療成績の検討
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リアルワールドデータを用いて乳癌手術後に内胸リンパ節領域以外の領域リンパ節へ照射した場合の再発への影響を評価することを目的とします。 |
2008年1月1日~2018年1月31日 |
2023年1月16日~2026年1月15日 |
2022年12月 |
産婦人科 |
藤原葉一郎 |
京都市立病院において管理し得た COVID 19( 濃厚接触者・疑い例を含む 合併妊産婦 が、妊娠経過において感染症の影響をどのように受けたのか、特に分娩形式に対して帝王切開を選択したのか、経腟分娩を選択したのかを調べ、その選択が妥当であったのかを明らかにすることを目的としています。 |
2020 年 3 月 30 日から 2022 年 10 月31日まで |
2022年12月27日から2023年12月26日まで |
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2022年12月 |
リハビリテーション科 |
多田 弘史 |
脳卒中患者では、心不全の合併頻度は11 %と言われており、心機能が低下した患者が多い。心不全を合併すると、離床の遅延に伴い機能改善が遅延する可能性があるが、理学療法経過についての報告は少ない。心原性脳塞栓症と診断を受け、心不全を合併した 12 症例と非合併の 32症例の機能予後に及ぼす影響について比較検討す る。 |
2021年7月~2022年6月 |
2021年7月2~2022年10月 |
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2022年11月 |
整形外科 |
金 永優 |
腰椎固定術とTHAの両方を受けられた患者において、体幹可動域がどの程度制限され、どの日常生活動作で不自由さを感じているのか明らかにすることで、退院後に難渋することが予想される日常生活動作において、術後早期から日常生活動作練習や患者に応じた適切な自助具の提案を可能にする。 |
2010年1月~2021年3月 |
2022年11月25日~2024年11月24日 |
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2022年11月 |
放射線治療科 |
大津 修二 |
国内の緊急放射線治療の実態を把握し、データを作成する。さらにそのデータを基に全国のより多くの機関で安心・安全に緊急放射線治療を提供する体制を構築するための検討を行います。データを基に全国のより多くの機関で安心・安全に緊急放射線治療を提供する体制を構築するための提言を作成できます。 |
2019年1月1日~2019年12月31日 |
2022年11月25日~2023年3月31日 |
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2022年6月 |
リハビリテーション科 |
多田 弘史 |
COVID-19に脳梗塞を合併した症例と非COVID-19脳梗塞症例の理学療法経過を比較検討すること |
2021年4月~2022年3月 |
2022年6月13日~ |
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2022年6月 |
リハビリテーション科 |
多田 弘史 |
がんリハビリテーション研修終了作業療法士の増加による実績を2018年と2021年を比較調査することで、当院がんリハビリテーションにおける作業療法の成果と課題を検討する。 |
2018年4月~10月 |
2022年6月13日~ |
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2022年5月 |
腎臓内科 |
家原 典之 |
ADPKD患者さんの脳動脈瘤に関する1次アンケートに対する回答が得られた施設のうち、さらに詳細な2次アンケート(以下(1)~(5))を送付します。(1)脳動脈瘤の発症率、(2)脳動脈瘤の破裂・治療率、(3)脳動脈瘤スクリーニング施行率、(4)スクリーニングによる新規脳動脈瘤発見率、(5)脳動脈瘤の発症部位、形態、個数などの解析を行います。 |
2015年4月1日~ 2021年6月30日 |
2022年5月19日~ 2023年3月31日 |
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2022年3月 |
感染症科 |
栃谷 健太郎 |
リステリア症と診断された患者さんの情報、および微生物検査を行った後の余った検 |
2011 年 1 月 1 日~ 2020 年 9 月 30 日 |
2022年3月~ 2025年3月 |
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2022年1月 |
泌尿器科 |
清川 岳彦 |
抗がん化学療法・免疫チェックポイント阻害薬等を中心とした薬物治療を受けた左記がん患者を対象に、診療で得られたデータを収集、解析し、診断方法の改善やより良い治療法を確立する。 |
2020年1月1日~ |
2022年1月1日~ |
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2022年1月 |
泌尿器科 |
清川 岳彦 |
左記手術の治療実態(適応、治療成績、有害事象など)について後ろ向きに検討し、その治療アウトカムに影響を与える因子等について考察することにより、今後の診療を改善する。 |
2011年1月1日~ 2021年8月31日 |
2021年9月28日~ |
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2021年12月 |
感染症科 |
栃谷 健太郎 |
非新型コロナウィルス感染症の方で、菌血症かどうかの予測モデルの妥当性が報告されているが、現時点では新型コロナウィルス感染症の方で利用できるかはわかっていません。これまでの菌血症の予測モデルが利用できるかを調べることがこの研究の目的となります。 |
2020年1月31日~ 2021年9月30日 |
2021年12月~ 2023年12月 |
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2021年11月 |
リハビリテーション科 |
多田 弘史 |
Trousseau症候群に対するリハビリテーションの目標の一指標を明らかにすること |
2015年1月1日~ |
2019年1月1日~ |
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2021年11月 |
内分泌内科 |
小松 弥郷 |
ホルモン産生腫瘍の補助診断として特異的抗体を用いて生検組織の免疫染色を行う。 |
2021年11月16日~ |
2021年11月16日~ |
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2021年9月 |
リハビリテーション科 |
多田 弘史 |
骨格筋量の違いが寛解導入療法後の高齢急性白血病患者の身体機能に与える影響を明らかにすること
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2019年4月1日~ |
2021年9月13日~ |
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2021年9月 |
薬剤科 |
村岡 淳二 |
2020年度の薬剤総合評価調整加算の改定を受けて、当院での算定状況の変化、また当院薬剤師の意識変化を調査する。 |
2020年2月1日~ |
2021年9月16日~ |
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2021年8月 |
呼吸器内科 |
江村 正仁 |
間質性肺炎をはじめとするびまん性肺疾患の遺伝的特徴と臨床経過を明らかにする事 |
2008年5月1日~ |
2021年8月16日~ |
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2021年8月 |
循環器内科 |
岡田 隆 |
(医師主導 多施設 観察研究)径 2.0mmステント及び径 2.0mm薬剤塗布バルーンの有効性を確認する後ろ向き研究:Shoren registry |
小血管病変への治療において、径2.0mmステントを用いた場合の有効性を確認する。 |
2021年8月16日~ |
2021年8月16日~ |
2021年8月 |
リハビリテーション科 |
多田 弘史 |
脊椎固定の有無やその固定範囲がTHA術後のQOLに与える影響について患者立脚型股関節疾患評価尺度であるJHEQや単純X線画像を用いた股間節可動域を主要アウトカムとして群間比較して検討すること |
2010年1月1日~ |
2021年8月16日~ |
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2021年8月 |
薬剤科 |
村岡 淳二 |
AST担当薬剤師(結核病棟担当薬剤師含む)が院内全体のリファンピシン服用患者に対し積極的な薬学的介入を行い、その成果を報告する。 |
2019年2月1日~ |
2021年8月30日~ |
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2021年8月 |
薬剤科 |
村岡 淳二 |
OICに対する下剤の標準的な使用方法を検討するため、当院における下剤の使用実態調査を行う。 |
2020年9月1日~ |
2021年8月10日~ |
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2021年8月 | 栄養科 | 小暮 彰典 | 集中治療室における栄養管理体制の強化とその有用性の検証 | 集中治療室での早期からの栄養管理は予後の改善につながるとされており、集中治療室における経腸栄養プロトコール導入や管理栄養士の配置等で集中治療室の栄養管理の質が向上したか検証を行う。 |
2019年1月1日~ |
2021年8月1日~ 2022年5月31日 |
2021年7月 |
薬剤科 |
村岡 淳二 |
ベバシズマブ投与歴が及ぼすラムシルマブ誘発性蛋白尿への影響を明らかにすること |
2021年7月8日~ |
2021年7月8日~ |
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2021年5月 |
リハビリテーション科 |
多田 弘史 |
造血器腫瘍患者は治療に伴う血液毒性から個室などの隔離下での治療が必要となり、6分間歩行試験(6MWT)や4m歩行速度の評価は困難である。そこで、個室隔離下でも実施できる30秒間椅子立ち上がり試験と6MWT、4m歩行速度との関連を検討する。 |
2021年5月1日~ |
2021年5月1日~ |
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2021年4月 |
呼吸器内科 |
太田 登博 |
切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌または進展型小細胞肺癌患者に対するアテゾリズマブ併用療法の多施設共同前向き観察研究におけるバイオマーカー探索研究 |
アテゾリズマブと抗がん剤を併せた治療において薬の効き方や副作用を予測することができるバイオマーカーを探索する。 |
2021年4月22日~ |
2021年4月22日~ |
2021年3月 | 外科 | 松尾 宏一 | 残胃癌に対する低侵襲手術の有用性・妥当性の検討、多施設共同後ろ向き観察研究 | 多施設共同で腹腔鏡手術やロボット手術といった低侵襲手術の周術期成績や長期予後を開腹手術と比較することで、低侵襲手術の有用性と妥当性を検証します。 | 2005年1月1日~ 2020年12月31日 |
2021年3月22日~2023年3月21日 |
2021年1月 | 呼吸器外科 | 宮原 亮 | 2021年に外科治療を施行された肺癌患者のデータベース研究 | 原発性肺悪性腫瘍の診断や治療方法の開発のため、全国的な多施設共同研究に参加し、治療成績の向上に貢献する。 | 2021年1月1日~ 2021年12月31日 |
2020年10月1日~2029年12月31日 |
2020年7月 | 産婦人科 | 藤原 葉一郎 | 京都における妊娠期の新型コロナウイルス感染者の調査 | 京都における妊娠期の新型コロナウイルス感染者数がどの程度の割合で存在するかを明らかにする。 | 2020年4月1日~ 2020年6月30日 |
2020年7月10日~2022年7月9日 |
2020年6月 | 整形外科 | 鹿江 寛 | 日本整形外科学会症例レジストリー構築に関する研究 | 運動器疾患の手術に関する大規模データベースを作り上げる。 | 2020年4月1日~ 2030年3月31日 |
2020年6月15日~2030年3月31日 |
2016年5月 | 小児科 | 石田 宏之 | 悪性腫瘍克服のための新規治療標的及びバイオマーカーの創出による小児頭蓋内悪性腫瘍の遺伝子解析 | 小児脳腫瘍、特に世界的にも基礎研究の遅れている頭蓋内胚細胞腫において、5つの亜型すべてに対し次世代シーケンス技術を使ったゲノムシーケンスを中心とした多層オミックス解析により網羅的遺伝子解析を行い、ゲノム及びエピゲノムの異常を精査することにより、新たな主要関連遺伝子の候補を特定する。 | 2016年5月18日~ 2021年3月31日 |
2016年5月18日~2026年3月31日 |
2015年10月 | 産婦人科 | 藤原 葉一郎 | 日本産科婦人科学会・周産期登録事業への参加 | 周産期登録事業への参加により、学術的側面から周産期学の発展に寄与する。 | 2014年1月1日~ 無期限 |
2015年10月15日~無期限 |
2015年7月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 小児固形腫瘍観察研究 | 小児固形腫瘍の中央診断を行うこと及び臨床データを蓄積して探索的な解析を行うことにより、日本における小児固形腫瘍の臨床的特徴を明らかにするとともに、研究のために保存された検体を必要に応じて臨床情報と連結することができるシステムを構築する。 | 2015年7月15日~ 2024年12月31日 |
2015年7月15日~2024年12月31日 |
2014年4月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 小児急性骨髄性白血病を対象とした初回寛解導入療法におけるシタラビン投与法についてランダム化比較検討及び寛解導入後早期の微小残存病変の意義を検討する多施設共同シームレス第Ⅱ‐Ⅲ相臨床試験(AML-12) | 診断時年齢18歳未満の急性骨髄性白血病(AML)の初発未治療例に対して、初回寛解導入療法における大量シタラビン療法を含む多剤併用療法(HD-ECM)の有効性及び安全性をシタラビン持続投与法を含む多剤併用療法(ECM)と比較検討する。 | 2014年3月1日~ 2018年2月28日 |
2014年3月1日~2023年2月28日 |
2012年12月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 小児B前駆細胞性急性リンパ性白血病に対する多施設共同第Ⅱ相及び第Ⅲ相臨床試験(ALL-B12) | BFM骨格に基づく全国統一研究を実施し、本邦における小児B前駆細胞性急性リンパ性白血病の治療成績を改善する等 | 2012年11月16日~ 2017年11月30日 |
2012年11月16日~2022年11月30日 |
終了した臨床研究
開始年月 | 診療科 | 責任者 | 研究名 | 研究の目的 | 試料採取期間 | 研究期間 |
2019年9月 | 麻酔科 | 荒井 俊之 | 経尿道的膀胱腫瘍切除術におけるアミノレブリン酸が脊髄くも膜下麻酔施行後の血圧変動に及ぼす影響 | 脊髄くも膜下麻酔後の血圧変動にアミノレブリン酸が及ぼす効果を検討し、経尿道的膀胱腫瘍切除術での循環管理の安全性の向上を目的としています。 | 2018年1月~ 2019年3月 |
2019年9月~ 2020年3月 |
2016年10月 | 泌尿器科 | 清川 岳彦 | da Vinciサージカルシステムによる腎部分切除術が施行された腎腫瘍患者を対象とした後ろ向き大規模観察研究 | 2011年1月から2016年3月末までの間に、全国60の医療機関において「DVSSによる腎部分切除術」を受けられた腎腫瘍の患者カルテ、手術記録、看護記録等からデータを収集し、手術の有効性について調査する。 | 2011年1月1日~ 2016年3月31日 |
2016年11月1日~ 2018年3月31日 |
2016年7月 | 小児科 | 天谷 英理子 | 京都川崎病調査 | 京都における川崎病の統計及び調査を行うことにより、川崎病に関する研究ならびに診療の進歩・普及を図る。 | 2016年1月1日~ 2019年12月31日 |
2016年1月1日~ 2019年12月31日 |
2016年4月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 非血縁者間骨髄・末梢血管細胞移植における検体保存事業 | 移植件数及び移植成績の把握を目的として全国調査を行い、そこから得られる情報を基礎として、わが国における造血細胞移植治療の適正な発展につなげる。 | 2016 年4月1日~ | 2016年4月1日~ |
2016年1月 | 呼吸器外科 | 宮原 亮 | 全国肺がん登録調査:2010年肺がん手術症例に対する登録研究 | 本邦における肺がんの統計及び調査を行うことにより、肺がんに関する研究ならびに診療の進歩・普及を図る。 | 2010年1月1日~ 2010年12月31日 |
2016年1月1日~ 2017年12月31日 |
2015年11月 | 感染症内科 | 清水 恒広 | クロストリジウム・ディフィシル感染症治療の他施設実態調査 | 調査結果を多施設間で解析することで、今後の院内外におけるクロストリジウム・ディフィシル感染症治療の立案にあたって重要な情報を抽出する。 | 2014年4月1日~ 2015年3月31日 |
2015年11月18日~ 2017年3月31日 |
2015年4月 | 腎臓内科 | 家原 典之 | 透析患者の体液管理に関する研究 | 透析患者の検査データや血圧、透析中の経過などの情報を利用し、どのような方法を用いれば、患者の水分の量が正しく評価でき、ドライウエイトが適切に設定できるかを明らかにする。 | 2007年12月1日~ 2014年7月31日 |
2015年4月9日~ 2018年3月31日 |
2015年4月 | 看護部外来 | 杦岡 かおる | 頭頸部癌放射線療法後の晩期有害事象に対する看護支援 | 頭頸部癌の根治的放射線療法を受ける患者は、治療後も長期にわたり口腔乾燥や味覚障害、嚥下障害、皮膚の繊維化による苦痛を抱えている。看護師は治療後の定期診察に同席し、症状とセルフケア確認、そして不足ケアの説明を行っている。 | 2015年4月1日~ 2018年12月17日 |
2020年3月1日~ 2020年4月30日 |
2012年12月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 多層的オミックス情報に基づく小児白血病の創薬標的候補探索研究ゲノム情報に基づく小児白血病の創薬標的候補探索研究 | 小児急性リンパ性白血病の臨床検体を用いて、多層的オミックス解析を行い、小児ALL細胞の特性を多角的に明らかにするとともに、創薬・診断・予後判定等の標的候補探索を行い、その成果をALLの発症機構解明や新規診断・治療法開発に応用する。 | 2012年12月13日~ 2016年3月31日 |
2012年12月13日~ 2016年3月31日 |