当院のデータを利用して実施する臨床研究
開始年月 | 診療科 | 責任者 | 研究名 | 研究の目的 | 試料採取期間 | 研究期間 |
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2012年12月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 小児B前駆細胞性急性リンパ性白血病に対する多施設共同第Ⅱ相及び第Ⅲ相臨床試験(ALL-B12) | BFM骨格に基づく全国統一研究を実施し,本邦における小児B前駆細胞性急性リンパ性白血病の治療成績を改善する等。 |
2012年11月16日~ |
2012年11月16日~ |
2012年12月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 多層的オミックス情報に基づく小児白血病の創薬標的候補探索研究ゲノム情報に基づく小児白血病の創薬標的候補探索研究 | 小児急性リンパ性白血病の臨床検体を用いて,多層的オミックス解析を行い,小児ALL細胞の特性を多角的に明らかにするとともに,創薬・診断・予後判定等の標的候補探索を行い,その成果をALLの発症機構解明や新規診断・治療法開発に応用する。 |
2012年12月13日~2016年3月31日 |
2012年12月13日~2016年3月31日 |
2014年4月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 小児急性骨髄性白血病を対象とした初回寛解導入療法におけるシタラビン投与法についてランダム化比較検討及び寛解導入後早期の微小残存病変の意義を検討する多施設共同シームレス第Ⅱ‐Ⅲ相臨床試験(AML-12) | 診断時年齢18歳未満の急性骨髄性白血病(AML)の初発未治療例に対して,初回寛解導入療法における大量シタラビン療法を含む多剤併用療法(HD-ECM)の有効性及び安全性をシタラビン持続投与法を含む多剤併用療法(ECM)と比較検討する。 |
2014年3月1日~2018年2月28日 |
2014年3月1日~2023年2月28日 |
2015年4月 | 腎臓内科 | 家原 典之 | 透析患者の体液管理に関する研究 | 透析患者の検査データや血圧,透析中の経過などの情報を利用し,どのような方法を用いれば,患者の水分の量が正しく評価でき,ドライウエイトが適切に設定できるかを明らかにする。 |
2007年12月1日~ |
2015年4月9日~ 2018年3月31日 |
2015年7月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 小児固形腫瘍観察研究 | 小児固形腫瘍の中央診断を行うこと及び臨床データを蓄積して探索的な解析を行うことにより,日本における小児固形腫瘍の臨床的特徴を明らかにするとともに,研究のために保存された検体を必要に応じて臨床情報と連結することができるシステムを構築する。 |
2015年7月15日~2024年12月31日 |
2015年7月15日~2024年12月31日 |
2015年10月 | 産婦人科 | 藤原 葉一郎 | 日本産科婦人科学会・周産期登録事業への参加 | 周産期登録事業への参加により,学術的側面から周産期学の発展に寄与する。 | 2014年1月1日 ~無期限 |
2015年10月15日 ~無期限 |
2015年11月 |
感染症内科 |
清水 恒広 | クロストリジウム・ディフィシル感染症治療の他施設実態調査 | 調査結果を多施設間で解析することで,今後の院内外におけるクロストリジウム・ディフィシル感染症治療の立案にあたって重要な情報を抽出する。 | 2014年4月1日~ 2015年3月31日 |
2015年11月18日 ~2017年3月31日 |
2016年1月 |
呼吸器外科 |
宮原 亮 | 全国肺がん登録調査:2010年肺がん手術症例に対する登録研究 | 本邦における肺がんの統計及び調査を行うことにより,肺がんに関する研究ならびに診療の進歩・普及を図る。 |
2010年1月1日~2010年12月31日 |
2016年1月1日~2017年12月31日 |
2016年4月 | 小児科 | 黒田 啓史 | 非血縁者間骨髄・末梢血管細胞移植における検体保存事業 | 移植件数及び移植成績の把握を目的として全国調査を行い,そこから得られる情報を基礎として,わが国における造血細胞移植治療の適正な発展につなげる。 |
2016 年4月1日~ |
2016年4月1日~ |
2016年5月 | 小児科 | 石田 宏之 | 悪性腫瘍克服のための新規治療標的及びバイオマーカーの創出による小児頭蓋内悪性腫瘍の遺伝子解析 | 小児脳腫瘍,特に世界的にも基礎研究の遅れている頭蓋内胚細胞腫において,5つの亜型すべてに対し次世代シーケンス技術を使ったゲノムシーケンスを中心とした多層オミックス解析により網羅的遺伝子解析を行い,ゲノム及びエピゲノムの異常を精査することにより,新たな主要関連遺伝子の候補を特定する。 |
2016年5月18日~2021年3月31日 |
2016年5月18日~2026年3月31日 |
2016年7月 | 小児科 | 天谷 英理子 | 京都川崎病調査 | 京都における川崎病の統計及び調査を行うことにより,川崎病に関する研究ならびに診療の進歩・普及を図る。 |
2016年1月1日~2019年12月31日 |
2016年1月1日~2019年12月31日 |
2016年10月 | 泌尿器科 | 清川 岳彦 | da Vinciサージカルシステムによる腎部分切除術が施行された腎腫瘍患者を対象とした後ろ向き大規模観察研究 |
2011年1月から2016年3月末までの間に,全国60の医療機関において「DVSSによる腎部分切除術」を受けられた腎腫瘍の患者カルテ,手術記録,看護記録等からデータを収集し,手術の有効性について調査する。 |
2011年1月1日~2016年3月31日 |
2016年11月1日~2018年3月31日 |
2019年9月 | 麻酔科 | 荒井 俊之 |
脊髄くも膜下麻酔後の血圧変動にアミノレブリン酸が及ぼす効果を検討し,経尿道的膀胱腫瘍切除術での循環管理の安全性の向上を目的としています。 |
2018年1月~ |
2019年9月~ |
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2015年4月 | 看護部外来 | 杦岡 かおる |
頭頸部癌放射線療法後の晩期有害事象に対する看護支援 |
頭頸部癌の根治的放射線療法を受ける患者は,治療後も長期にわたり口腔乾燥や味覚障害,嚥下障害,皮膚の繊維化による苦痛を抱えている。看護師は治療後の定期診察に同席し,症状とセルフケア確認,そして不足ケアの説明を行っている。 |
2015年4月1日~ |
2020年3月1日~ |
2020年6月 | 整形外科 | 鹿江 寛 |
運動器疾患の手術に関する大規模データベースを作り上げる。 |
2020年4月1日~ |
2020年6月15日~ |
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2020年7月 | 産婦人科 | 藤原 葉一郎 |
京都における妊娠期の新型コロナウイルス感染者数がどの程度の割合で存在するかを明らかにする。 |
2020年4月1日~ |
2020年7月10日~ |
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2021年3月 | 外科 | 松尾 宏一 |
多施設共同で腹腔鏡手術やロボット手術といった低侵襲手術の周術期成績や長期予後を開腹手術と比較することで,低侵襲手術の有用性と妥当性を検証します。 |
2005年1月1日~ |
2021年3月22日~ |
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2021年1月 | 呼吸器外科 | 宮原 亮 |
原発性肺悪性腫瘍の診断や治療方法の開発のため,全国的な多施設共同研究に参加し,治療成績の向上に貢献する。 |
2021年1月1日~ |
2020年10月1日~ |